川瀬工務店

川瀬工務店のその他の事業

ウォータージェット工法だけでなく、下水道維持管理や建設業界向けの専門的な技術サービスも展開しています。以下では、具体的なサービス内容をご紹介します。

下水道（管渠）維持管理工事

下水道の維持管理に関わるさまざまな工事を手掛けています。その中でも、特に「TVカメラ調査」や「管口カメラ調査」といった高度な調査技術を駆使して、下水道の状態を的確に把握し、必要な修繕や清掃を行っています。

TVカメラ調査

自走式のTVカメラを使用し、下水道管路の内部を撮影・録画します。カメラは150～2000mmの管径に対応し、ケーブル長は500mまでカバー可能です。これにより、管内の破損や劣化、浸入水の有無を細かく確認でき、劣化部分の早期発見が可能になります。

管口カメラ調査

マンホールに直接侵入することなく、TVカメラを管口に設置して内部の状況を撮影します。管径150～800mmまで対応しており、迅速かつ安全に管内の状態を把握できる点が特徴です。

清掃サービス

下水道や側溝、水路の清掃作業を専門に行っており、強力な吸引車や高圧洗浄車を活用した効率的な清掃を提供しています。これにより、水害や悪臭の発生を防ぎ、地域の衛生環境を守っています。

下水道管渠清掃

高圧洗浄車を使用して下水道管内の堆積物を除去します。特殊ノズルで高圧水を噴射し、管内の土砂をマンホールまで引き寄せ、吸引車で吸引して清掃を行います。これにより、詰まりや悪臭の原因となる堆積物を完全に取り除きます。

側溝・水路清掃

側溝や水路内に堆積した土砂やゴミを高圧洗浄車と吸引車で除去し、雨水の流れをスムーズにします。これにより、水害や詰まりを未然に防ぎ、地域住民に安心を提供します。

浄水場清掃

浄水場の構造物の水を抜き、強力吸引車や高圧洗浄車を用いて清掃を行います。壁や床、天井の汚れを除去するとともに、配管の劣化状況を点検することも可能です。これにより、浄水場の運営効率と衛生状態を維持します。

補修技術

川瀬工務店では、非開削工法を用いた下水道管路の補修技術を提供しています。これにより、工事による交通規制や騒音を最小限に抑えつつ、迅速な修繕が可能です。

EPR工法

EPR工法は、管路内での破損や浸入水を非開削で補修する技術です。常温硬化性樹脂を含浸させた強化材を使用し、空気圧で圧着することで内面から補修を行います。水替えが不要なため、作業効率も高い工法です。

オメガライナー工法

既設管内に折り畳んだ形状記憶性能を持つ硬質塩化ビニル管を引き込み、蒸気で加熱することで円形に復元させます。これにより、新たな自立管が形成され、老朽化した下水道管を強化することができます。

カテ工法

ロボットを使用して管路の内部で様々な作業を行う工法です。状況に応じて切削や樹脂注入を行うほか、泡モルタルを用いて不明な取付管を閉塞することも可能です。これにより、下水道管の問題に柔軟に対応します。

ワークプラットホームによる足場工事

川瀬工務店の提供する「ワークプラットホーム」は、建物の柱に合わせて据え付けることができる安全な足場です。特に高所での作業において、安全かつ快適な作業空間を提供し、作業効率を高めます。

ワークプラットホームMS2450

軽量で、現場に揚重機を使わずに運べるため、現場での組み立てがスムーズです。100mの高さまで対応可能で、建物に合わせた柔軟な足場設置ができます。

ワークプラットホームMSM SUPER

MS2450よりも各部材が重いため揚重機が必要ですが、作業床が広く、200mまでの高さに対応します。また、建物の凹凸にも対応できるスライド式の作業床を備え、安全で効率的な作業環境を提供します。