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カッター工事に必要な資格

この記事を要約すると、、、
  • カッター工事には「コンクリート等穿孔技士」「コンクリート等切断技士」などの資格が必要
  • 土木施工管理技士は公共工事や大規模な施工に求められる国家資格
  • 依頼時には業者が有資格者を抱えているかを確認するのが重要
資格を持つ業者に依頼することで、技術的な信頼性と安全性が確保され、工事の品質向上とトラブル防止につながります。

カッター工事には取得が必要な資格がある

カッター工事におけるコンクリートその他の切断・穿孔作業は、コンクリート等切断穿孔技能審査試験に合格するとできると対応可能な作業です。

コンクリート等穿孔技士

コンクリート等穿孔技士は、コンクリート等切断穿孔技能審査試験に合格することで取得できる資格です。

試験内容は穿孔工事に関する詳細な知識、ダイヤモンドビットや穿孔機(ダイヤモンドコアドリル)の詳細な知識、また穿孔工事の安全衛生に関わる詳細な知識が問われ、段取りから故障処理までを通しで行う実技試験が45分間行われます。

資格の取得でカッター工事に関する職業能力と安全作業の確率向上、さらに資格取得者としての地位向上に役立てることができます。

コンクリート等切断技士

コンクリート等切断技士は、コンクリート等切断穿孔技能審査試験に合格することで取得できる資格です。

試験内容はコンクリート等の切断に関する詳細な知識、切断機(カッター)の詳細な知識、また切断工事の安全衛生に関わる詳細な知識が問われ、段取りから故障処理までを通しで行う実技試験も40分間行われます。

資格の取得でカッター工事に関する職業能力と安全作業の確率向上、さらに資格取得者としての地位向上に役立てることができます。

土木施工管理技士

土木施工管理技士は、国土交通省が管轄する日本の施工管理技士国家資格のひとつです。道路や災害復旧などの公共工事、その他造成工事などに必要な資格であり、2級と1級が存在しています。

試験内容は2級と1級ともに第一次検定・第二次検定に分かれ、土木工学や法規、施工管理法などが出題されます。

2級を取得すると、一般建設業の営業所で「専任技術者」として、1級は特定建設業の営業所で「専任技術者」として勤務することができます。

依頼の際は所有資格を確認しよう

カッター工事を依頼するときは、有資格者が担当するかどうかを確認しましょう。各業者の公式サイトを確認し、有資格者の有無や人数、資格内容の記載をチェックしてみてください。

工事の内容によってはコンクリート等穿孔技士や土木施工管理技士以外にも資格が必要になる場合があります。その他の有資格者についても、依頼前に公式サイトを確認することをおすすめします。

【工事場面に合った工法・特徴で選ぶ】長野のカッター工事会社3選

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